―木に登って遠くを見よう―

2002年元年 雛元 昌弘

わたしが子どもの時には、柿や梅、マキの実などを取ったり、セミやカブトムシ・クワガタ捕り、かくれんぼ、ターザン遊びなど、木登りは日常生活の一部でした。また、私の子供たちが小さい時には、キャンプの時などには、ザイルで確保して岩登りや木登りをさせて遊んでいました。

その後、木登りの機会はありませんでしたが、ツリーハウスにはずっと関心があり、埼玉県大滝村の障害者や高齢者が林業を体験できる「いこいと学びの森」づくりの計画でツリーデッキなどを提案し、さらに、寄居町の「山仕事の家」の計画では「ロビンフッドの森」(樹上公園=フィールドアスレチック)を提案するなど、木登りやツリーハウスにこだわってきました。

陽が傾く頃、放課後の校庭の小学生を見ていると、ジャングルジムの上に数人が上って、楽しそうに話をしている光景をよく見かけます。最近では、ジャングルジムの上で数人がゲーム機で遊んでいるのを見た、という知人もいます。いしかわじゅんの「だってサルなんだもん」(『週刊アスキー』連載)を思いだしますが、サルが夕暮れに、まだ陽の当たる暖かい木の上でのんびりと時間を過ごしている姿と重なってきます。なぜ、人は木に登るか、というと、「サル時代のなごり」という以外にありません。この意識下にある重要な本能は、今や、子どもたちの間ですら失われつつあり、木登り遊びの復活を図りたいと考えています。

今年は、開発した2つのソフト・ツリーハウス(大人2人用の「ネスト」と、子ども2人用のゴンドラ型の「ベース」)の、製造・販売を開始するとともに、イベントなどでPRしていきます。
ソフト・ツリーハウスの仕様

 

 

縦×横×高さ

重量

利用人数

ベルト許容加重

トップカラビナ強度

 

@ ネスト

(四角錘型)

2,100×1,500

×1,500 p

19s

大人2人

 

600s/本

1,000

s/本

 

A ベース

(ゴンドラ型)

直径1,100

×1,500 p

10s

小学生低学年3人(就寝時は2人)

 

 

 

 

新たに開発した木登り用具
大滝村のツリーデッキ
「ベース」(ゴンドラ型)
「ネスト」(四角錐型)
木の上は、別世界
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